リモートワーク体験記

はじめに

こんにちは。
エス・エム・エスキャリア プロダクト開発部の猪口と申します。
新型コロナウィルスの世界的な流行から、日本でも緊急事態宣言が出されました。
それに伴って弊社でも全社的にリモートワークを推奨することになり、私が所属するプロダクト開発部でも雇用形態に関わらず全てのメンバーが基本的にリモートワークになりました。

今までにも家庭の事情などでチームの中の限られたメンバーがリモートワークをする事はありましたが、メンバー全員が完全リモートワークになるのは今回が初めて。
そこで、実際にメンバー全員がフルリモートになってどうだったのか?の体験談をお伝えしたいと思います。

結論から言うと「生産性は上がった」

恐らく多くの方が気になるのは、リモートワークになる事でコミュニケーションロスが発生したり、それによって生産性が下がるのではないか?という事ではないかと思います。

結論から申し上げると、3月30日からリモートワークを開始して以降、少なくとも私の所属しているチームでは生産性は向上しています。

生産性の指標と見える化

プロダクト開発部ではスクラム開発(スクラム開発についてはこちら)を取り入れており、スクラム開発の中では各タスクの見積もりを「ポイント」という指標で表しています。
スクラム開発やポイントついては詳細は割愛しますが、「一定の期間でチーム全体がどれだけのタスクを消化できたのか」をポイントという指標で見ています。

以下の画像(赤枠部分)は私が所属するチームの1スプリント当たりの実績ポイント(≒5営業日当たりのチームの作業量)ですが、リモートワークを開始する前より後の方が実績ポイントが多くなっている、つまり同じ人数×同じ期間で消化したタスク量が増えている、というのが分かります。

それでは、ここからは私の所属するチームではどうやってリモートワークをしているのか、具体的な例でお伝えさせていただきます。

1日の流れ

リモートワークになる前には、始業直後に朝会(デイリースクラム)をしていました。
朝会の内容としては以下になります。
・連絡事項の共有
・前日の作業内容の報告
・今日の作業内容の報告
・個人の連絡事項(お休みなど)の共有

リモートワークを開始してからは、まずはslackのbotが定時前にその日の「勤務開始を宣言してください。」と投稿するので、こんな感じでスレッド形式でそれぞれのメンバーが勤務開始の宣言をします。

そして朝会前に再びbotが朝会(デイリースクラム)のリマインダーを投稿するので、そのスレッドに各自が「やった事/やる事/連絡事項」を記載します。

ここまでを始業開始前~開始後30分の間に各自が終わらせ、10時からGoogle Meetにて朝会をスタートします。

弊社ではリモート開始前から打ち合わせにはGoogle Meetを活用しており、リモートワーク時のミーティングもMeetで行っているため、混乱は特にありませんでした。
朝会ではメンバーが順番にファシリテーターとなり、事前にslackの各スレッドにて投稿していた内容の報告と、タスクの内容で相談などがあればこの時間に軽い相談も行っています。

業務開始前のslackの勤務開始報告とMeetによる朝会で一日が始まり、勤務終了時には再びslackのbotが「勤務終了を宣言してください。」と投稿するので、そのスレッドに各自が勤務終了の宣言をして一日の業務は終了です。

コミュニケーションはslack、チャットワーク

元々エンジニア間でのコミュニケーションはslackを活用していた為、リモートワークになっても方法は変わらず、メンバー同士でも特にコミュニケーションがやりにくくなったという声はありません。
むしろ在宅で声を出さなくなった分、雑談も含めてよりslackでのコミュニケーションが密になったと言えるかもしれません。

エンジニアだけでなく社内の企画職や営業職の社員もほぼリモートワークになっているため、そちらのメンバーとのコミュニケーションはチャットワークを使用しています。
こちらについても元から社内の他部署間のやり取りはチャットワークを使用していた為、違和感なくコミュニケーションが取れています。

ミーティングはGoogle Meet

ミーティングは「一日の流れ」にも記載した通り、全てGoogle Meetにて実施しています。
基本的に音声のみでのやり取り(カメラはOFF)ですが、多人数(10人以上)が参加するミーティングでも音声はクリアに聞こえており、特に不便を感じたことはありません。

メンバーからの意見

実は私自身は家庭の事情でメンバーより先にリモートワークをしていた為、他のメンバーよりもややリモートワークに慣れている状態でした。
そのため、今回の3月末からリモートを開始した他のメンバーの感想もご紹介させていただきます!

メリット

  • 通勤という時間が無くなっただけで体力的にだいぶ良い
  • 出勤時間なくなっていっぱい寝れる。運動しようという気持ちになる。
  • 家の方が集中できてる気がする
  • 都内の外食(ランチ)減るから財布にやさしい!

デメリット

  • 全集中と全注意力散漫の両方が発生する
  • 集中できるかどうかは自宅の作業環境に左右される(家族がいる、机や椅子やモニターの有無など)
  • 運動不足になる
  • 会議室間の移動時間などもないのでちょっとした休憩を取り忘れる。

抜粋ではありますが、リモートを初めて約3週間ちょっとの声でした。
大きな混乱や不都合はないものの、自宅での作業ということでそれぞれの環境によって仕事のやり易さにはある程度のバラつきが出てきます。
また、帰宅時間を気にする必要がないため、気が付くと終業時間を過ぎてしまったり、お昼休憩を取り忘れるという声もありました。

最後に

今のところ大きな問題が出ていない一番の理由は、メンバー全員が日ごろから以下の2つを心がけているからだと思います。

  • コミュニケーションは出来るだけ皆が見える場所で
    • slackのオープンチャネルやチャットワークのグループチャットなど
  • 決定事項は記録に残す
    • backlogやesaなど

リモートワークになるとお互いの作業時の声も聞こえず、顔も見えない状況なので、「チーム全体が自分の作業を見える化する」「他のメンバーの様子を互いに気に掛ける」というのが大事だと感じました。

以上が私が所属するチームでのリモートワークへの取り組みとその結果でした。

プロダクト開発部はいくつものチームに分かれて仕事をしており、それぞれのチームで開発手法やコミュニケーションの方法なども異なっています。
他チームでのリモートワークへの取り組み方などについては、またの機会にお伝えしたいと思います!

長い文章となってしまいましたが、お読みいただきありがとうございました!

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