2019.02.15
RSGT2019参加所感

はじめに
予行練習を終えて、Regional Scrum Gathering Tokyo 2019 でセッション発表してきました。
参加から大分日数が経ってしまいましたが・・・。当日を思い出しざっくばらんに書きます。
1つ1つのセッションについては沢山の方が素晴らしくまとまったブログを書かれているので
是非RSGT2019でブログを検索して頂きたいです。
参加目的
これまでは本を読みながらその時々にその場に合いそうな事をしてきましたが、
2018年からスクラム開発が組織内で活発化されてきて出来ることも増えてる中
“これは他の会社はやってそう、彼らはどうしてるんだろう?”っていう疑問が増えてきたので
本だけでなく他の会社の人の話を聞きにいこうって思ったため。
ギャザリングの雰囲気
“カンファレンス”じゃなくて”ギャザリング”でした。
ホワイエというオープンスペースで沢山の方がおしゃべりをしてる人だったり、
壁に貼ってある紙(Fun/Done/Learnとか、リモートワーク賛成/反対とか)に付箋作って貼ってる人だったり、
“参加型イベント”感が満載でした。とりあえず見つけた紙に付箋を1枚ずつ書いてきました。
2日目基調講演:Learning to Experiment – Chris Lucian
この日に発表を控えてたので正直気が気じゃなかったんですが、それでも印象に残った発表でした。
自分の発表スライドをずっと読んでて
「あの時行動したこれは本当にこれでよかったのかな」とか
「結果的に綺麗な話に見えるけど、当時の現実はこんな綺麗に語れる世界じゃなかったよな」
とか思うこともあったのですが、この方が発表の中で言っていた
– 実験から学ぶ
– 高い目標をもつ
– フラットな関係性が重要
等色んな言葉を聞いてて
「この人の言ってることが正しいならスライドで書いた時期にやってたことは間違いじゃなかったんかなぁ」
って思いました。
個人的にChrisさんの発表の中で一番印象的だったのが
“緊急事態にならないと中々行動しない、本来緊急事態が起きる前に行動しないといけない。実験を沢山しましょう。”
って言葉。正論すぎてやるしかないって思いました。
2日目、発表した!
スピーカーとして発表しました。
テーマは ”リーダーシップを一度捨ててチームの輪の中に置いた話”
初めて外部のイベントで発表させて頂いたため非常に緊張しました。
用意したカンニングペーパーを見てほぼ読みきるという結果でした。
“ここは絶対伝えたい!”ってところはなんとか人の目を見て伝えられたかなと思います。
これも予行練習の効果 ※巷では壁打ちと呼ぶそう
発表スライドはこちら
色んな人に見てほしいなってことで一応英語版も作りました。
Speaker用Tシャツ効果で話しかけてくれた人たちがいました。
その中に当時の自分と同じような悩みを抱えてたり、”思い切って踏み込む”前の人達がいて
“やってみればいい。失敗しても正しいことしてればなんとかなる。”って伝えました。
っていうのも3万もするチケットだし3日間だから当然っちゃ当然ですが、
参加者の皆さんがスクラムについて詳しい方ばかりで。
“自分がやったことなんて簡単にできるじゃんこの人達”って思ったので。
3日目OST(Open Space Technology)
全員参加型のイベント。
参加者がその場で何人か話したいお題を出してそのお題に興味のある人たちが集まって
紙と付箋とペン、机と椅子がただ置いてある場所でオープンに話をしました。
“緊急事態が起きてる人”という題名でお題出ししてきました。
ギャザリングじゃないと聞けないことが沢山聞けました。
所感
今回はスクラムらしく”失敗してもいい”気持ちで参加したので色々挑戦したり参加したりできてよかったなと思います。
唯一の後悔したことが1つ。
発表後にスピーカーは垂れ幕みたいな布に自分の名前を書いて写真を撮ります。
その際に”会社名でっかく書いていいですよ!”って運営の人も言ってくれたんですが
緊張が残ってて何も考えず下の方にある前職の名前付近に小さく書いてしまった事。
また機会を頂けるかはわかりませんが、”次は絶対でっかく書こう”と心に決めています。
自分がアウトプットしたら激しくインプットが返ってきて
そこから今までを振り返ったりこれから何するかを考えたり本読んだりしてたら頭の整理が追い付かなくて
参加レポートを中々書けなかったですが、遅れながらこちらに記載しました。
最後にセッションを聞かせてくれた発表者の皆様、自分のセッションを聞きに来てくれた皆様、話しかけてくれた皆様
なにより運営の皆様、貴重な機会を頂き本当にありがとうございました。
では、またお会いしましょう!